レシプロエンジンの構造

シリンダーとピストンの動きが動力に変わる

代表例として、4ストロークのガソリンエンジンを挙げてみます。内部には、基本となる筒状のシリンダーと、その内部に短い円筒形のピストンがあります。シリンダーの上部にはフタが配置されて塞がれており、その空間を「燃焼室」と呼んでいます。

 

燃焼質には、シリンダー内に燃料と空気の混ざった物質(混合気と呼ばれる)を取り入れる吸気バルブ、燃焼後のガスを取り除く排気バルブ、混合気に着火する点火プラグなどが配置されています。

 

ピストンの下側には棒状のコネクティングロッド(通称コンロッド)が連結されており、コンロッドの逆側はクランクに繋がっています。

 

コンロッドはピストンの往復運動をクランク回転の動きに変換し、最終的にクランクシャフトを回転させて走行可能にします。つまり、コンロッドは自転車のペダルのような役割を果たします。

 

エンジンを外部から順番に見てみましょう。まず、フタにあたるシリンダーヘッドがあり、シリンダー、そしてクランクシャフトを支えるクランクケースがあります。シリンダーヘッドの上にはシリンダーヘッドカバーがフタをしており、クランクケースの下にはエンジン内を循環するオイルを受け入れるオイルパンが配置されます。なおこうしたエンジンの部品は、一般的には鉄やアルミで作成されます。